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以前、熱海駅構内の床面に温泉をイメージするステンドグラスを制作した事があります。何ヶ所か床をパネルに合わせてくり抜き、底からライトアップするというもの。
そんなことを思い出していたら偶然、「湯道」という映画が上映されたこともあって、展示会の機会に再度制作することに...
何種類かデザインの内、まずは分かりやすい男湯女湯の暖簾に決定。発表したところ、懇意にしていただいているホテルのオーナー夫妻にとても気に入っていただいたこともあり、さらに確かな手応えを感じたのでした。
和の雰囲気のある赤と青のガラス選びには吟味に吟味。面白く楽しい作業だったのでしばらく温泉関連のデザインを探ってみようかな...モノは小さくても少しだけ視点を変えたことで、本来の建築用ステンドグラスから離れ、楽しんで制作する喜びを久々に味わったのでありました。これからはこういうのもイケるかも...