デザインとガラスの種類について

ステンドグラスの価格の決め方について

 

目安となるものは窓の面積、直線、曲線からなるデザインのガラス片の数(ガラスピースと言います)、使用するガラスの種類とグレード...などです。

 一般的には技術的な手間と時間の関係で、ガラスピースが多ければ高価な傾向、少なければ安価な傾向になりますが、ガラスの種類とピースの大きさ、ガラス素材の種類とグレード、デザインの難易度によっても事情が変わってきます。お客様にはそれらのことを丁寧にご説明することから進めて参ります。

 

具体的にはまず窓の面積をお聞きし、それに照らし合わせた価格表(価格の目安となるA~E段階の範囲表)から、その場でおよその価格をご提示できます。またご予算がある場合は、それに見合うご提案をさせていただきます。

 

くらむぼんギャラリーでは、様々なタイプのガラスで作られたパネル作品などがご覧いただけますので、より分かりやすいご提案が可能になっています。逸品としての価値、一生ものとしての価値があるものですので、丁寧なご説明を心がけています。

 

✽各工房の考え方、作家性にも左右される面もありますので、お客様にご提案しながらの決め方がベストな方法と考えています。


ガラスの種類とデザイン性について

 

ガラスの種類は大きく分けて2種類あります。機械で製造する比較的安価なマシンメイドガラスと、プロ職人の手吹きによるアートガラスです。ほとんどはヨーロッパとアメリカのメーカーで作られています。

 

○アートガラスは誰の目にも素晴らしいものです。代表的なものとしては、光の透過性に優れている伝統的なアンティークガラスがあります。透明度に優れ、綺麗な気泡が入っているものも多く、昔から建築用として使用され現代に至るまでその魅力は尽きることはありません。

 

今ではより多くのアートガラスが作られているので、とても恵まれた環境にあると言えるでしょう。

しかし、その素晴らしい素材も使い方を誤ると、ガラスの魅力を充分引き出すことができないので、細心の注意と吟味が必要です。

 

○マシンメイドガラスは製法上比較的安価ですが、もちろん安いから魅力がないものではありません。例えば、アメリカのココモ社は100年以上に及ぶ伝統があり、独自の魅力あるガラスを生産しています。種類も豊富で、いくらでもその魅力を引き出すことができます。アートガラスと組み合わせる事で、独特の雰囲気を創り出すこともできます。

 

✱ポイント1. 目まぐるしく変化(進化)し製造されるアートガラス、マシンメイドガラスを敏感にキャッチし、巧みに使いこなす作家のセンスによるところが大きいと言えます

 


●ステンドグラスは洋のもの?

 

イメージからすると未だに洋のイメージが強いのですが、昔とは違い制作の選択範囲も広がり、ステンドグラスの素材となるガラスはヨーロッパとアメリカでかなりの数が生産されています。それらのほとんどは入手可能です。

ガラス素材だけを見れば、種類の豊富さから決して洋のイメージだけを抱くことはなく、和をイメージするガラスもたくさん製造されています。そのおかげで色合い、質感を吟味することが可能になり和、洋の空間をより魅力的に演出できるようになりました。

 

✱ポイント2. 和風、洋風のどちらであっても、ガラス素材の選び方と使い方次第で、全体の雰囲気が決まるので、作家自身のデザイン力とガラス選びのセンス、そしてお客様に対する説得力が決め手になります。