衝立~「四季彩」と「ブルースな夜」

「四季彩」

自分の和のイメージである京、華、シンプル...にモダンな感覚を加えています。手毬が漂うような宇宙的なイメージです。

 

円形部分はいわゆるモザイク技法、バックの一部には光が抜けないブラックガラス、直線を強調するため組み立ては沿線を使用して重厚感を出しています。

 

河北工芸展入選作

「ブルースな夜」

「四季彩」の連作。技法的にはほぼ同じですが直線はよりエッジを効かせ、ブルーとブラックを強調することでブルースな雰囲気を出しています。


 

元々自作の木枠に嵌め込んでいたものを、栗と杉板で仕立て直していただきました。古い雰囲気とモダンな感覚が不思議に同居している、お気に入りの作品です。

 

木香舎 増野繁治氏により再現


「四季彩」は大田原温泉龍城苑のオーナーご夫妻に大変気に入っていただき、特別室の入り口に設置されました。元々この場所と決めておられたようですが、セッティングすると見事にぴったりはまって驚きました。夜はライトアップされさらに幻想的になります。